Land03446.pngハイドロゾーンを作成する

モード

ツール

ツールセット

該当モード: 曲線ツール

ハイドロゾーン

Hydrozone_tool.png 

灌水システム

ハイドロゾーンは、ほぼ同じ用水量にグループ化されたプラントエリアを定義します。ハイドロゾーンには、用水量のレベルと一般的な灌水方法が割り当てられています。これは、プラント計画に汎用の灌水要素を追加したいランドスケープ・アーキテクトや、規制に合わせて水を効率的に利用したプラント計画を作成しようとしているデザイナー、あるいは設計の初期段階にある灌水の専門家にとって便利です。ランドスケープデザインで必要な用水量を定義することで、敷地全体の用水量を見積もることができます。これは規制や認定に役立つことがあります。定義済みのワークシートは、水の需要によって分類されたハイドロゾーンエリア、用水量、プラントのレポートを作成できます。

地形モデル、ランドスケープエリア、または境界線を使用して図面にハイドロゾーンを配置します。計算では、2D/平面の地形モデル面積、境界面積、またはランドスケープエリアを考慮し、ハイドロゾーンおよびその必要な用水量に特化した敷地面積の比率を決定します。

Hydrozone_modes.png 

モード

説明

用水量

ハイドロゾーンエリアの用水量を指定します。推奨値が用意された定義済みレベルの1つを選択するか、カスタムを選択します。

用水量の値

標準の用水量の値(通常は0~1の値)を表示します。いずれの利用レベルにおいても、異なる値を指定できます。この値を変更すると、それ以降配置するハイドロゾーンに影響しますが、既存のハイドロゾーンには影響しません。値はユーザーフォルダに保存されます。

曲線作成オプション

オブジェクトの基になる曲線を描画する方法を選択します。次を参照してください: 曲線を描く

設定

ハイドロゾーンオブジェクトのデフォルト設定を指定します。

ハイドロゾーンを作成するには:

ツールと曲線作成モードをクリックします。

または、閉じた2D形状を作成した後に図形からオブジェクトを作成コマンドを選択します(図形からオブジェクトを作成するを参照)。

用水量レベルを選択し、そのゾーンの用水量の値を指定します。

設定をクリックして、オブジェクトのプロパティダイアログボックスを開き、ツールのデフォルトパラメータを指定します。パラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。

パラメータ

説明

一般

 

名前

ハイドロゾーンの名前を指定します。これは、ラベルや参考情報として、またワークシートでハイドロゾーンを識別するのに便利です。

灌水方法

ハイドロゾーンの主な灌水方法を選択するか、次の説明に従い、リストを編集を選択して灌水方法リストに追加します: ハイドロゾーンの灌水方法リストを編集する

用水量

ハイドロゾーンエリアの用水量を指定します。推奨値が用意された定義済みレベルの1つを選択するか、カスタムを選択して別のレベルを指定します。

用水量の値

標準の用水量の値(通常は0~1の値)を表示します。いずれの利用レベルにおいても、異なる値を指定できます。この値を変更すると、現在のハイドロゾーンとそれ以降配置するハイドロゾーンに影響しますが、既存のハイドロゾーンには影響しません。値はユーザーフォルダに保存されます。

用水量用のクラスを作成

最初に選択すると、選択した用水量の値のクラスを自動的に作成して外観と表示を制御します。クラスを作成したら、このチェックボックスで、選択したハイドロゾーンにクラスを適用するかどうかを切り替えます。

植栽/設備タイプ

ハイドロゾーン内の主な植栽の種類またはランドスケープフィーチャを選択します。これは、ラベルや灌水一覧表で役に立ちます。

このパラメータは、水収支の一覧表California MWELOおよびEPA WaterSenseに直接関連しています。ワークシートは、適切な認証または規制要件に基づいてハイドロゾーンの計算を行います。

注釈

オブジェクトに関する注釈を追加します。これは、ラベル、灌水一覧表、その他のワークシートで役に立ちます。

ラベルを表示

オブジェクトに自動的に灌水ラベルを付加します。そのオブジェクトタイプで最後に選択した灌水ラベルが適用されます。灌水ラベルをクリックすると、プロパティを編集できます(灌水オブジェクトにラベルを追加するを参照)。

情報

 

ハイドロゾーン面積

2D/平面ビューにおけるハイドロゾーンの面積を表示します。

サイトエリア

ハイドロゾーンサイトエリア設定で指定した、図面の参照サイトエリアの面積を表示します。

サイトエリアに対するハイドロゾーン(%)

サイトエリアに対するハイドロゾーンの占める割合を表示します。

ハイドロゾーンサイトエリア設定

ハイドロゾーンサイトエリア設定ダイアログボックスが開き、参照サイトエリアの計算方法を指定できます。参照サイトエリアは、図面内のすべてのハイドロゾーンに適用されます。

任意のランドスケープエリア:図面にランドスケープエリアを追加して、サイトエリアを決定します(ランドスケープエリアが重複する場合は、大きい方のランドスケープエリアが対象になります)。選択すると、図面内の建物モデル、舗床、道路、駐車場がサイトエリアから差し引かれます。

境界線:ハイドロゾーンに最も近い境界線の面積を考慮して、サイトエリアを決定します。選択すると、図面内の建物モデル、舗床、道路、駐車場がサイトエリアから差し引かれます。

地形モデル:図面の計画地形モデルに基づいてサイトエリアを決定します。選択すると、図面内の建物モデル、舗床、道路、駐車場がサイトエリアから差し引かれます。

カスタム:計算に使用するカスタムサイトエリアを入力します。

頂点のパラメータ

ハイドロゾーンの基になるパス図形の頂点を編集します。次を参照してください: 頂点に基づく図形を編集する

一度クリックしてハイドロゾーンの位置を設定し、各頂点をクリックしてハイドロゾーン曲線を描画します。開始点をクリックするか、ダブルクリックしてハイドロゾーンの描画を終了します。

Hydrozone_ex.png 

ハイドロゾーンの灌水方法リストを編集する

フォーマット済みレポートを使用する

灌水